【Disney?】劇団四季「リトルマーメイド」観賞してきました!
こんばんは。めるです。
土地の契約が切れるため2020年3月での閉館が決まっている「北海道四季劇場」。
ファイナル公演となるリトルマーメイドを観賞してきたので感想を残しておきます。
観賞した回の主要キャストさんは…
アリエル 三平果歩さん
エリック 大木智貴さん
アースラ 恒川愛さん
トリトン 田島亨祐さん
アリエルの三平さんはまずお顔がとても可愛らしくプリンセスにぴったりでした…くるくる変わる表情が天真爛漫なアリエルそのもので、あっという間に引き込まれてしまいました。
エリック王子はとにかくハンサム!イケメンではなくハンサムなのです!少し太めの包み込まれるような歌声で、王子の優しさを表してるよう…♬
他にも魅力的なキャストがたっくさん!
ストーリーとしては、皆さんご存知のディズニー映画とほぼ近い内容です。アースラの手下がウツボではなくヘビだったり、ヴァネッサが出てこないなど若干の違いはありますが大筋は同じ。
実は私、リトルマーメイドがお話としてはそんなに好きではなく…。
ビデオを持っていたので小さい頃から何度も見てますが、ずっと違和感があって。
理由はアリエルがわがままに見えてしまっていたから:(;゙゚'ω゚'):
だってパパは「人間は魚を食べる。危ないから行ってはいけないよ」と理由を述べて止めてくれています。
対してアリエルは「パパは分かってくれない!」と。人間と仲良くなって和解しているわけでもないのに…!
これは教育的にどうなんでしょう?親の言うことを聞くより自分のやりたい事をやろうという事?と思っていた時期もありました。
今回も若干のモヤモヤはありますが大人なのでそれも込みで楽しめました♬
印象的なシーンもたくさんありました。
お姉様方の歌声、アリエルの恋に気付いてきゃあきゃあしているシーン。
豪華かつ可愛らしい!!
それぞれ特徴ある歌声でお姉様の性格を表していて、とっても面白かったです。やっぱり年頃の女性たちなので人の恋バナが大好きなんですね。
それからトリトン王にアリエルの秘密の場所がバレてしまい、銅像を破壊されたシーン。
最初あのセットが出てきたときから、「これ、あとで壊されるやつだよな…どうやって壊れるんだろう?壊れたものと入れ替え?上から何か降ってくる?」と予想していたのですが違いました。
攻撃された瞬間に所々ボッキリと折れていくではありませんか…予想外。四季すごい。
次はシェフがディナーを作るシーン。
狂気的なシェフがお魚料理を作ってくれます。
包丁を思いっきり叩きつけたりするコミカルな演技がとっても楽しくて笑ってしまいました。シェフがアニメ映画からそのまま出てきたような見た目で、中身はさらに変態になっていました。セバスチャンとのドタバタ追いかけっこも楽しかった。
そしてトリトンとアリエルが和解するシーン。
娘を愛し心配しているからこそ激昂した事を理解してもらい、愛する人の側で生きると決めたアリエルに人間の足を与えます。
パパの器のでかさに思わず涙が出そうになりました。めちゃくちゃ娘に甘いけど!トリトンからの愛情が海のように広く深いものであることをひしひし感じました。
全体的な感想としては
劇団四季だから楽しめた、素敵な舞台でした♬
演出もやっぱりすごいんですよね。衣装もセットもかなり凝ってて、どこを見ていても美しくて迷ってしまうほど…。
お姉様方の髪型も一人一人違うし、アースラの脚もまるで生きてるかのように動きます。役者さんが止まっているシーンでも微妙に揺れて水中を表現していたり。細かいこだわりが随所に見てとれます。
CGではなくリアルに目の前で動かしてくれている。映画ではなく舞台だからこその感動がありました♬
ストーリーもかなり分かりやすいので、お話を知ってても知らなくても楽しめる劇だと思います!
来年の3月で公演が終了することが決まっていますので、是非観賞されてはいかがでしょうか。
ちなみに3月以降は四季劇場が札幌市に無償で提供される形になったようです。(2019年10月時点)
その後は市が管理して民間に貸し出すそうで四季の専用劇場ではないため、2ヶ月以上のロングラン公演は2年に一度ほどのペースになる模様。
人気の公演だとチケットを取るのが大変になってしまいそうですね。
リトルマーメイドは劇団四季の中でも非常に人気の公演ですので、ご興味のある方はあと5ヶ月の間での観賞をおすすめします!
次来てもチケット取れないかもしれないので!!
ということでリトルマーメイドの感想でした。長文をお読みいただきありがとうございます!
それではまた次回のブログでお会いしましょう。
める